父が退院。
前立腺癌で、
前立腺を摘出した。
手術ができたことが、幸せなことだった。
年齢、体力的に手術に耐えうることが条件だ。
また、他に転移があると、手術で取り切ることが困難になり、放射線治療となる。
放射線治療は、被曝の関係から、
再発時には使えないそうだ。
前立腺癌は、基本的には悪くない癌らしい。
進行が遅いことが多く、癌が致命的になる前に、寿命を全うすることも多いらしい。
つまり、前立腺癌だけど、関係なく、
天寿を全うすることも多い。
父の場合は、
前立腺癌の悪性度が10段階で9と悪かった。
そのため、進行度が早く、
再発の危険性も大きい。
前立腺内に留まった状態で発見出来たこと、
手術に耐えうる体力があったことに感謝。
父は定年退職後に、ランニングをしており、
東京マラソンも走り切った。
日頃の努力は、どこかで結びつくものなのだと思った。
父は、検査を定期的に受けており、
1月に数値が上昇したのを機に、
精密検査を受けた。
結果、癌だった。
半年も経たずに、前立腺癌全体に癌が広がっていたことを考えると、よほど進行が早いか、
数値に表れない癌がいたのか。
ともかくも、検査しないことには、
自覚症状が出にくい癌であるので、
40歳を超えたら、男性は受診したほうがいい。
この検査はPSA検査といって、
血液検査と同時にできるので手間はかからない。費用も2〜3千円。
癌の中で、罹患数が1位で、自覚症状が出にくい癌なので、検査が大切。