サウナに行ってきた。
バスタオル姿の人たちを見て、
巨人に見えた。
巨人とは、マンガの「進撃の巨人」の巨人だ。
最近ずっと進撃の巨人のアニメを見ていたから、裸の人=巨人になってしまった。
どうかしてる。
そう思った。
しかし、考えてみると、
小説やマンガなどの物語というものは、
実生活において、影響を及ぼす存在だ。
小説やマンガから影響を受けて、
対人関係であったり、
人生の在り方が変容する。
だから、
今回の巨人は、まさに物語の成果といえるかもしれない。
進撃の巨人で描かれていた巨人は、
脅威的な敵であった。
途中からは、
自分達と同じ存在なのだということが明かされる。
他我の区別は、絶対的なものではない。
サウナを出た休憩スペースで、
巨人に囲まれながら、
そんなことを考えていた。