ポケモンと昆虫採集。

 

ポケモンセンターに行った。

 

東京駅の地下にある。

存在は横目に知っていたものの、入ったことがなかった。

 

今回は、妻の甥っ子のために参戦。

 

期間限定のくじのために2.5時間並んだ。

 

普段、並ぶということをほとんどしない。

並ぶくらいなら、他に切り替えた方がいいと思っている。

 

今回は、自分のためではなく、他人のためだから、他の手段を考えることはなかった。

 

私のポケモンゲーム歴は金銀版で止まっている。

知らないキャラクターばかりで、面白かった。

 

今はポケモングッズを欲しいとは思わないけれども、子どもの頃は、よく集めていた。

 

パンについてくるシールを集めたり、

カードを集めたり。

 

ポケモンは、昆虫採集の欲求をデジタルに満たすことだと思っていた。

 

モンハンは、狩猟の欲求。

 

ポケモンGOに大人がハマるのは、

採集の本能に訴えるからだろうと。

 

昆虫に触れ合いづらい都市の人にとって、

デジタルでも採集の経験はいいことだ。

 

わたしは、昔はよく虫を採っていた。

カマキリ、バッタ、とんぼ、ちょうちょ…。

 

今は気持ち悪くて触らない人間になってしまった。

なぜ人は大人になると虫を嫌いになるのだろうか。

犬や、猫は大丈夫なのに。

 

自然と切り離すことが、快適である現代的生活が、そうさせたのか。

 

気温を外気温と室内気温に分ける。

雨を室内に入れない。

靴を脱ぐ。

 

室内はきれい。室外はきたない。

 

なんとか昆虫を触れるようになりたい。