クラシック音楽の沼の入り口に片足を。

 

有線のヘッドホンを購入した。

 

最近クラシックにハマってきている。

 

以前まではクラシックってよくわからないなぁとしか思わなかったけど、

昨年1年間くらいBGMにクラシックをかけるようになり、オペラ歌手の車田和寿さんという方のYouTubeをみるようになり、ハマってしまった。

 

未だ全体像はつかめないけど、

ただ気に入った曲をリラックスして聴く。

別に理解とかはする必要なしに身を委ねる。

 

車田さんの解説はとてもわかりやすい。

押し付けがましいところがない、

近年数少ない「大人」な方だ。

 

そんな魅力的な人から聞く話というのは、

とてもいいものだなぁと思う。

 

これまでワイヤレスのイヤホンを使ってきた。

しかし、あんまり音楽を聞かなかった。

たまーに聴きたくなった時だけ聴いていた。

 

クラシックにハマって、

有線ヘッドホンを買った。

有線イヤホンも買ってしまった。

ポータブルアンプも買ってしまった。

 

あれ、こんなに物欲あったっけ?と思うほどの買いようで驚く。

 

車田さんおすすめのAKGの、私は1番安いものを買った。

 

それでも今までのSONYのワイヤレスイヤホンとはくらべられないほどの音の立体感だった。

ピアノの音の響きが美しい。

空間を感じる。

 

そのうち、Apple MusicにクラシックアプリApple Music classical がリリースされた。

 

一つの曲でも、膨大な演奏者によるものがアップされている。

 

演奏者によって、指揮者によって、年代によって、異なる演奏の聴き比べが容易だ。

 

かつてのCD時代に、聴き比べをしようと思ったら、なかなか大変だ。

 

それを思うと、とてもありがたい。

 

一方で便利すぎて、一曲の重みみたいなのは、

相対的に減少するように思う。

 

だから、意識的に大事に聴こうと思う。

 

クラシック音楽のわからなさは、

慣れのなさによるのだと思う。

 

これはアートにもある。

ピカソのわからなさは、

見慣れていないことにある。

 

慣れは、とてもいいものだ。