母のスマホデビューは、アキレスと亀。

 

母がスマホデビューした。

 

今まで、

携帯電話を持っていなかった。

 

杜の都仙台では、それでもやっていける。

仕事もしていないし、

友達との連絡は固定電話で事足りる。

 

さて、スマホデビューして2日で、

スマホを買ったことを後悔したらしい。

 

入力に手間取ることや、

パスワードをやたら求めてきて、

それも入力したパスワードが違うものだから、

シャットアウトされる。

 

世界につながる前に、

スマホのパスワードにつながれない。

 

指紋認証などがあれば、

もっと楽かもしれないが、

ギャラクシーだからない。

 

帰省の折に、私が少し教えた。

兄も教えると言っていた。

 

そんなこんなで

LINEをインストールしてもらった。

 

LINEあるのに、

キャリアの電話でかけてくる母。

 

LINE電話なら無料だよと教える。

 

いろいろとがんばって絵文字を駆使する。

母は、がんばっている。

そして、疲れてもいるだろう。

 

そんな母に、

中山きんにくんのスタンプを贈った。

 

母は、お嬢様育ちで、

かわいらしい花柄とかが好きなタイプだ。

 

そんな母は、

きんにくんをめちゃくちゃ使っている。

 

兄へのLINEにも使っていたそうで、

兄が笑っていた。

 

贈ったことは、言わずにおいた。

 

今の母は、未来の私だ。

私もまた、将来こうなるだろう。

 

メタバース、その次、次、次…

 

われわれは、

テクノロジーに追いつく立ち位置に置かれる。

 

それが分業の成果だ。

 

分業は、

人をそのテクノロジーに集中して開発させるから、周りの人は、先んじることができない。

 

私たちは、母と同じく、

テクノロジーに対して、

アキレスと亀?なのだ。

 

パワー!!!