席を譲ることは、ちょうどいい小ささ。

 

電車で席を譲る。

 

明らかに席を欲してる人や、

譲ったら感謝しつつ譲られてくれる人以外に、

席を譲るのはなかなか勇気がいる。

 

圧倒的におじいちゃんの世代ならば、

容易に席は譲れる。

 

2人組が乗ってきて、

席が一つ飛びでしか空いてない場合も

譲りやすい。

 

困るのは、席を譲られて気分を害す可能性がある世代だ。

 

わたしは今朝、なんか久しぶりに席を譲った。

(と思ったけど、そういや先月も譲っていた。)

 

お父さんと幼稚園くらいの子ども。

 

私の隣が、ひと席空いていた。

私の向かいも、ひと席空いていた。

 

私が向かいに移れば、

私と隣の席が空く。

 

そうして席を譲り、

親子2人は電車で絵本を読んでいた。

 

席を譲ることは、

そう毎度毎度はしないけれど、

こういうことがあると譲ってよかったと思える。

 

小さなことで、

たわいもないけれど、

そういう小さいことを積み重ねたい。

 

小さい努力や行動が、

きっと現在と未来を、

少し豊かにしてくれるだろう。