映画スラムダンクの感動

 

スラムダンクの映画をみた。

「The First SLAM DUNK

 

※以下内容に触れる予定です。

 

マンガは、5周以上見た。

アニメは、2周した。

 

ついに、映画化。

 

長男は、2日目に見に行き、

次男は、初日に見に行き、

三男の私は、4日目に見に行った。

 

次男の結婚式の音楽は、

スラムダンクメドレーだった。

 

事前のプロモーション映像は、

美しかったけれども、

肝心の人の動きに違和感が大きかった。

 

しかし、いざ映画を見てみると、

むしろ心地よかった。

 

その人の動き単体ではなくて、

全体の中で、その動きが生きているようだった。

 

絵画で言うと、

印象派の光の表現に似ている。

 

点で表現される光を、

点だけで見れば、点でしかないが、

全体で見ると、たしかに点は光なのだ。

 

また、慣れもあるのかもしれない。

慣れているアニメの動きではないため、

違和感を持つが、慣れれば違和感は消える。

 

本映画は、アニメーションが斬新だった。

そして、音楽の力がものすごい。

オープニングの音楽と絵には、

期待感しかなかった。

 

山王メンバーが描かれた時、

歓喜した。

 

アニメで描かれなかった山王戦がついに…。

 

宮城リョータの過去を描いた点も、

とても感動的だった。

 

ただアニメ化しなかった山王戦をなぞるのではなく、そこに別の意味を持たせた。

 

宮城にとっての山王戦。

 

宮城兄の死は、映画を見た全員が予見したと思う。フラグが立ちすぎていた。

 

マンガは久しく読んでいなかったので、

映画を観ながら思い出した。

 

読んだ当時の感動を思い出し、

そこに目の前の映画が重なり、

重層的な感動体験だった。

 

また映画館で観たい。