感情以前、思考以後。

 

いい人生を生きるという知性。

 

※ウェイン・ダイアー著

「自分のための人生」

 

この本は、すばらしい。

まだ、30ページしか読んでないけど、

名著でしかない。

 

派生して、

大人ってなんだろうと思う。

 

他人のことを考えられる人は、大人っぽい。

自分のことばかりを考えている人は、

年齢は大人でも、こどもっぽい。

 

自分のための人生っていうタイトルは、

なんだか、こどもっぽいと感じる。

 

しかし、内容は大人っぽい。

 

この逆説はなんだろ。

 

自分を愛さないと、

他人も愛せない。

みたいなイメージか。

 

自分の人生を、自分の責任で、送る。

これは、当たり前で、当たり前でない。

 

レストランで最悪な接客をされた時。

渋滞に捕まった時。

電車で赤ちゃんが大声で泣き叫んでいる時。

道端で、人から水をかけられた時。

 

機嫌を悪くするか、

機嫌を保つためにどうしたらいいかを考えて、

行動するか。

 

私たちには、選択権がある。

性格や感情に選択権があるのではなく、

私たちの思考に選択権がある。

 

自分はこういう性格だから、イライラするのは仕方ない。この状況なら誰でもイライラする。

イライラしてしまったから、もう止められない。

 

自分以外の人や、感情に責任を押し付けて、

自己を正当化する行為であると認識出来る人は少ない。

 

いつも機嫌がいい人は、

自分の機嫌をとれる人は、

自分の中に天気を持っている人は、

自分に責任を持っている人だ。

 

いい人生を生きるかどうかは、

その人の考え方次第だ。

 

同じ状況でも、

最悪と思うか、

学びとするか。

 

この小さい思考で、

人生は大きくかわる。