筋肉量と優しさは相関する?

 

ジムというものに行ってきた。

 

千代田区のスポーツセンター。

区営の施設で、区民なら300円。一般は500円。

 

会員ジムは、だいたい月額8000円くらいする。

月に10回くらいしか使わない人は、

こういう施設がいいと思う。

 

わたしは器具とかもあまり知らない。

 

気安く使えて、安くて近場であることが、

習慣化するにはいいと思っている。

 

これまでの私は、

YouTubeの筋トレ動画で筋トレをしてきた。

 

そこそこ続けられた。

一時期2ヶ月くらいサボったけれど。

 

それなりに続けてみて、

確かに筋肉はついてきた。

 

でも自分の体重でトレーニングすることの

限界を感じ始めてもいた。

 

マシーンを使うことで、

鍛えたい筋肉にフォーカスして、

効率的に肥大させることができる。

 

上記の情報にわたしは、揺れた。

 

自重トレーニングという非効率な筋トレを

このまま続けるか、会員ジムに通うか。

 

その二者択一の世界にいたわたしは、

区営のスポーツセンターという、

第三の選択肢を発見してしまった。

 

やはり、世の中二元論ではいけないのだ。

上履きをGUで買った。

 

いざ。

 

区民カードをつくり、300円で利用。

3階トレーニング室へ向かう。

 

更衣室が同階にあり、靴を変える。

受付で名前と時間を記入。

 

30台くらいのマシーンが並ぶ中、

呆然としてしまった。

 

何をどうしていいか、わからない。

 

ひとまず、

器具に写真付きで貼ってある説明を見て回る。

 

ところが、説明が全て英語だ…。

きっと海外製のマシーンなのだろう。

 

筋トレマシーンの数々に圧倒された初心者は、

まずは、英語の説明という洗礼を受ける。

 

この時点で、あきらめた人々が、

過去に大勢いたであろうことを思う。

 

このマシーンの下には、死体が埋まっている!

 

さて、去年から英語を勉強し始めたわたしは、

一応毎日英語を10単語は最低やっている。

 

英語への拒否反応がなくなりつつある。

 

こういうところで生きてくるとは思わなかった。

 

英語の説明は、

まぁ雑な説明だった。

動きの説明がない。

 

器具をこのように調整して、

このポジションだよ、

みたいなことは書いてある。

 

しかし、肝心のそこからどう動けばいいのか。

 

試行錯誤して、こんな感じかなっていうことを繰り返す。

 

休憩しているフリをして、

人のやっているのをインプット。

 

周りはなんだかマッチョしかいない。

 

イスの調整に苦戦していると、

マッチョの人が教えてくれた。

 

マッチョは、日々地道なトレーニングを苦労して行なっている。

苦しいことを進んでやっている。

筋トレはストレス軽減になる。

 

よって人に優しくなる。

 

なんとも柔和なマッチョの方だった。

 

適度に運動して、

適度に勉強して、

利他的に生きたいものだ。