頼まれごとを断れないことに気づくこと。

 

頼み事を断れないのは、なぜか。

 

断る行動を取らないからだ。

断る行動を取ってこなかったからだ。

 

なぜ、断ってこなかったのか。

 

断れば、相手はいい気持ちがしないから。

断れば、相手がいい気持ちがしないことによって、自分もいい気持ちがしないから。

 

受け入れれば、相手はいい気持ちになる。

私は、それによっていい気持ちになる。

でも大変な思いをしたり、自分の時間を奪われてしまうことになる。

 

自分の時間を大切にするか。

相手の時間を大切にするか。

 

どちらも、大切。

 

今、どちらが大切か。

これが基準となって、

断るか、受け入れるかを決めたらいい。

 

今は、自分を優先したい時だ。

今なら、相手を優先してもいい時だ。

 

相手の頼み事を断れないのは、

いい状態ではない。

 

相手の頼み事を断るのは、

時として、いいことだ。

 

断ることは、できるけど、

するか、しないか。

 

というのと、

 

断ることができないので、

断らない。

 

のでは、違う。

 

後者は、何かを恐れている。

何を恐れているのかは、

人それぞれかもしれない。

 

なぜ、恐れているかも人それぞれだ。

 

どうして、恐るようになったのか。

 

頼まれて、断れないことが常態化していて、

それに疑問を挟まない状態は、

よろしくない。

 

せめて、疑問を。