兄の結婚式、泣き疲れ。

 

兄の結婚式。

 

新婦のお父さんの放心したような様子が

泣けた。

 

自分の涙もろさに引いた。

なんでもないことで泣いてしまう自分がいた。

 

精神的な病気かと心配した日だった。

 

まず、挙式の新郎登場の時点で泣いた。

泣くのが早すぎて、恥ずかしいので、

ハンカチを目にやるのをやめた。

 

ダダ漏れの涙がマスクに染み渡る。

グレーのマスクをしていたのをすっかり忘れていて、妻に涙の跡すごいよと言われた。

 

新郎登場で泣く人ってなかなかいないと思うのだけど、自分が泣いたのには理由がある。

 

新婦の母が、泣いていたのだ。

 

いや、まだ扉が開いて、

自分の娘の新郎が見えただけなのに、

泣いていた。

 

そこにもらい泣きした。

 

その後も、新婦母は泣き続け、

私を泣かせ続けた。

 

披露宴になると、

少し落ち着いたものの、

新婦父の放心にやられた。

 

そういえば、

うちの両親は泣かなかった。

 

兄は中学の教師だ。

奥さんも元同僚。

 

生徒からのビデオは泣かずにはいられない。

そして、クオリティが高すぎて驚いた。

 

ドラマでもみているかのような、

素晴らしい映像だった。

 

中学生が、こんな映像を?

というか今時の中学生はスマホ持ってるのか!?

 

とにかく、

泣きに泣いて、疲れた。

 

泣きすぎて、

自分の精神状態がおかしいのかと考えてしまった。

共感力が強すぎるのか。

精神が参っているのか。

 

メンタルは強い方だと思っている。

しかし、喜怒哀楽の哀に弱い。

 

すぐ泣くのを治したいけど、

治らない。

 

これは、なぜなのか!